No.4054 10月15日（月）：巷の健康法は「校則（拘束）」のようだ

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さて、月曜日はメルマガで取り上げた内容の「関連したこと」についてコメントします。

本日は「今週の一冊」より。

今回は「健康本」を紹介しました。

その本では「食事制限」が否定されていました。

「食事制限に注力することで生じるストレスを溜めるべきではない」という考え方です。

これは「そのとおり」だと思います。

巷の健康法は「やってはいけないこと」ばかりに主眼が置かれています。

まるで禁止事項を連発する「校則（拘束）」のようです。

廊下には「廊下を走ってはいけません」という掲示物が。

教室には「授業中の私語は禁止です」という掲示物が。

靴箱には「靴は揃えましょう」という掲示物が。

という感じ。

まったく息が詰まりますが、子どもの時にこういう教育をされると、大人になっても「制限されること」に違和感が生じにくくなるのかもしれません。

先日も「スーパーやコンビニで売っている調味料や加工食品、お惣菜、お弁当、冷凍食品、インスタント食品は食べてはいけない」という情報（？）が届きました。

「すべて発ガン性のある添加物が入っているから食べてはダメ」ということです。

私はほぼ毎日、近所のスーパーで買った鯖の缶詰を食べていますから、そろそろガンになるかもしれません。

さらに「これらの会社は一般の人たちを不健康にして大儲けしている」とのことでした。

で、お決まりのフレーズである「騙されてはいけない！」に続きます。

念のため確認しておきますが、私はこのような主張に異論も反論もありません。

「随分と偏った個人的見解を述べているな」と思うだけです。

上記の食材に発がん性のある添加物が入っているのも事実でしょう。

が、私は「影響されないし、実践もしませんよ」と。

「騙されやすい人」には権威や権力のいうことを簡単に影響され、ひたすら自分にとって都合がいい情報だけを信じ、その一方でマスコミやテレビの報道を「ウソである」と敵視する傾向があるといわれます。

自分は権威や権力のいうことに影響されているのに、情報に関する権威、権力であるマスコミを敵視する矛盾がよくわからないのですが、いずれにせよ自分がこの症状になっている人は「騙されてはいけないと言っている人に騙されている可能性が高い」と思います。

重要なのは何事も鵜呑みにせず、自分の頭で考えることです。

そして、自分に合ったことを選択し、実践することです。

したがって実践法は１００人いれば、１００通りになります。

そこに「健康法の本質」があるのです。

★１０月２０日（土）から３０日（火）の期間（予定）で、ＦＢＬ大学の「第１１期スタートコース」の募集を行ないます。「権力の支配から脱し、『自分の人生』をやっていきたい」という方は是非、参画ください。
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