2018年 12月 10日
No.4110 12月10日(月):「仕事成長信仰」もほどほどに |
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さて、月曜日はメルマガで取り上げた内容の「関連したこと」についてコメントします。
今回は「2018年12月10日の視点」より。
皆さまは「世界幸福度ランキング」というのをご存知でしょうか。
これは国連が世界156ヶ国を対象に行った「幸福度調査」です。
はたして日本は何位でしょうか?
現在の経済発展ぶりからすれば、10位以内には入っていないとおかしい気がします。
実際、GDPで日本は世界3位です。
国民が売上や利益のために朝から晩まで働いている結果です。
どんなに低く見積もっても30位以内には入っていてくれないと、納得もできません。
が・・なんと、日本は「54位」です。
しかも、「過去最低」です。
この「幸福度調査」は「所得」「健康と寿命」「社会支援」「自由」「信頼」「寛容さ」といった項目を評価に反映させています。
「所得」以外の項目の多くは「心の問題」です。
要するに「GDPは世界3位でも、国民の心は貧しい」ということです。
これは絶望的な結果ではないでしょうか。
皆さまは何のために働いているのですかね。
昨日のブログでも触れましたが、「人生を良くするため」ではないのでしょうか。
が、実際は良くなっていません。
なんといっても「世界幸福度54位」ですから。
それを「評価」とか「昇給」というおカネの力によって見えなくさせられているのですよ。
多くのサラリーマンが「月額5千円」くらいの昇給を勝ち取ることに命をかけています。
そのために休日も家族も犠牲にしています。
これって意味ありますか?
今、うちの子ども達がシーズンオフということでアルバイトをやっています。
早朝の仕事ですが、時給1400円もらえるようです。
それで午前中の10時くらいから「自由」です。
22時に寝たって、12時間が「自由」。
そもそも、会社の昇給なんていうのは「生産性」とセットになっていなければ、まったく意味がないわけですよ。
例えば、(わかりやすく)月間198時間(週45時間換算)働いて、月給が30万円の人の時給は「1515円」です。
大奮発してこの人の給料を33万円に上げたとします。
その分、責任も増えて、月間242時間(週55時間換算)働くことになったとします。
この時の時給は「1363円」です。
つまり、生産性の悪化です。
現実は「自由」を失っているのにです。
その「給料」を得る手段を「仕事」といいます。
だから、私は「仕事など人生の一部に過ぎない」と言い切るのです。
「人間は仕事を通じて成長するのだ」という「仕事成長信仰」もほどほどにという感じです。
実際、ほとんどのサラリーマンが成長していないわけですから。
そこにたいした「因果」はありません。
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皆さまは「世界幸福度ランキング」というのをご存知でしょうか。
これは国連が世界156ヶ国を対象に行った「幸福度調査」です。
はたして日本は何位でしょうか?
現在の経済発展ぶりからすれば、10位以内には入っていないとおかしい気がします。
実際、GDPで日本は世界3位です。
国民が売上や利益のために朝から晩まで働いている結果です。
どんなに低く見積もっても30位以内には入っていてくれないと、納得もできません。
が・・なんと、日本は「54位」です。
しかも、「過去最低」です。
この「幸福度調査」は「所得」「健康と寿命」「社会支援」「自由」「信頼」「寛容さ」といった項目を評価に反映させています。
「所得」以外の項目の多くは「心の問題」です。
要するに「GDPは世界3位でも、国民の心は貧しい」ということです。
これは絶望的な結果ではないでしょうか。
皆さまは何のために働いているのですかね。
昨日のブログでも触れましたが、「人生を良くするため」ではないのでしょうか。
が、実際は良くなっていません。
なんといっても「世界幸福度54位」ですから。
それを「評価」とか「昇給」というおカネの力によって見えなくさせられているのですよ。
多くのサラリーマンが「月額5千円」くらいの昇給を勝ち取ることに命をかけています。
そのために休日も家族も犠牲にしています。
これって意味ありますか?
今、うちの子ども達がシーズンオフということでアルバイトをやっています。
早朝の仕事ですが、時給1400円もらえるようです。
5時間働けば7000円なので、仮に22日勤務なら15万4千円です。
22時に寝たって、12時間が「自由」。
そもそも、会社の昇給なんていうのは「生産性」とセットになっていなければ、まったく意味がないわけですよ。
例えば、(わかりやすく)月間198時間(週45時間換算)働いて、月給が30万円の人の時給は「1515円」です。
大奮発してこの人の給料を33万円に上げたとします。
その分、責任も増えて、月間242時間(週55時間換算)働くことになったとします。
この時の時給は「1363円」です。
つまり、生産性の悪化です。
が、現実は推定98%くらいの人が、このパターンです。
で、「昇給した3万円」を見て、喜んでいます。
現実は「自由」を失っているのにです。
私なら10時まで働いて、その後の「自由」を得たいと思いますが、いかがでしょう。
いずれにせよ、上記データのとおり「給料(所得)」というのは「幸福度」の一部です。
その「給料」を得る手段を「仕事」といいます。
だから、私は「仕事など人生の一部に過ぎない」と言い切るのです。
「人間は仕事を通じて成長するのだ」という「仕事成長信仰」もほどほどにという感じです。
実際、ほとんどのサラリーマンが成長していないわけですから。
そこにたいした「因果」はありません。
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by fitnessbiz-01
| 2018-12-10 17:03