No.4141 1月10日（木）：「自分に足りないから学ぶ」という考え方

こんにちは。遠藤です。木曜はプロフェッショナルトレーナー原田一志さんの「間違いだらけのフィットネストレーニング」のアップ日です。

是非、こちらからご覧ください。

さて、一昨日は「凡人は必要に迫られて学んだ方がいい」と書きました。

別の観点で大切なのは「不足を埋める」ということだと思います。
※凡人は。

今週の有料メルマガで紹介した本にも同じようなことが記されていましたが、「自分に足りないから学ぶ」ということです。

私は常にこの観点です。

「論語」を学び始めたのも、「自分には人間力が足りない」と感じるようになったからです。

「海外旅」に行くようにしたのも、「自分には異体験が足りない」と感じるようになったからです。

「不足している」と自覚しているから「何かを得よう」と必死になります。

「マネジメント」もそうです。

降格して「学ばないと社会人として死ぬ」と思ったから身についたのです。

有識者の中には「ＭＢＡ等のビジネススクールや各種資格取得にはほとんど意味がない」と言い切る人もいます。

必ずしもそうであるわけがありませんが、「わからないことない」という気もします。

「凡人の法則」に当てはめていえば、知らなくていいことを余計に知っていても消化できないからです。

「頭でっかち」になって、考えなくてもいいようなことを考え出すように思えます。

先に指摘するようになったらダメなんですよね。

「理論は後付け」の格言通り、まずは実践です。

実践から課題を学んでいく方が効果は高いと思います。

善し悪しは別として、私の知識の特徴は「関心が無いことは何も知らない」という点にあります。

世の中で一般的に知られていることでも、まったく知らなかったりします。

これは上記の勉強法が関係しているのだと思います。

関心があることの周縁知識は拡げていこうとしますが、世の中全般を広く知ろうという意識にならないのです。

ですから、「ビジネスマンとして成功したいなら歴史の知識が必須」といわれても、ほとんど学んだことがありません。

このことは１％も正当化されることではないと思いますが、歴史関連の書籍を買っても「積ん読状態」です。

今後どこかで「必要に迫られる」か、「自分に足りていない」と感じることがあるのかもしれません。

その時が「学ぶとき」だと考えています。

いずれにせよ、目的に対して一直線に学んで、確実に武器を身につけていく方が戦略的だと思います。

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