2019年 02月 11日
No.4173 2月11日(月):「退職金」などあてにするな! |
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※特にGmail系。
さて、月曜日はメルマガで取り上げた内容の「関連したこと」についてコメントします。
今回は「おすすめ本」より。
そこには「退職金などあてにするな」と記されていました。
このことは私も繰り返し言ってきました。
そこには2つの観点があります。
1つは「現実的に出ない可能性が高い」ということです。
まず、多くの企業にそんな余裕はありません。
また、今後の競争激化時代に自社が倒産しない保証はありません。
直近の6年間でも年間約8400~12000企業が倒産しています。
真ん中を取って10000件としても、毎日、約27企業が倒産していることになります。
仮に頑張って30年間、務めたとしても、そこで倒産すれば退職金は0円になるのです。
2つは「退職金」というのが「究極の後払い制度である」ということです。
私はサラリーマン時代から「何故、今くれないのだろう」ということが不思議でなりませんでした。
退職金というのは社員に我慢を強制するための「拘束制度」でしかありません。
結果として、それが会社に寄りかからないと何もできない依存社員をつくります。
なのに、「うちの社員は自立していない」とか言っている。
「だったら、(一つの手段として)究極の後払い制度をやめなさい」ということです。
そもそも、退職金など「たいした額」ではありません。
2015年の時点で、大卒で入社した勤続35年の男性サラリーマンの退職金の平均は約1978万円です。
※既に2005年から約500万円減っている・・。
1978万円というのは、あたかも「大金」に見えます。
しかし、1978万円を35年で割ると、「年収50万円」になります。
これを月給にすると「約4.1万円」。
さらに時給にすると、なんとなんと「232円」です。
今後はさらに減額が進むので「時給200円」くらいになります。
要は退職金というのは「35年間、時給232円(200円)を我慢することによってもらえるお金」ということです。
であるならば、今、「時給201円以上」を稼ぐ能力を身につけた方がはるかに合理的だし、効率的でしょう。
退職金というのは、それに気づかず、それを実行しない人が「すがるお金」です。
平成の次の時代には確実に機能不全になっている制度であることを認識すべきでしょう。
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そこには2つの観点があります。
1つは「現実的に出ない可能性が高い」ということです。
まず、多くの企業にそんな余裕はありません。
また、今後の競争激化時代に自社が倒産しない保証はありません。
直近の6年間でも年間約8400~12000企業が倒産しています。
真ん中を取って10000件としても、毎日、約27企業が倒産していることになります。
仮に頑張って30年間、務めたとしても、そこで倒産すれば退職金は0円になるのです。
2つは「退職金」というのが「究極の後払い制度である」ということです。
私はサラリーマン時代から「何故、今くれないのだろう」ということが不思議でなりませんでした。
退職金というのは社員に我慢を強制するための「拘束制度」でしかありません。
結果として、それが会社に寄りかからないと何もできない依存社員をつくります。
なのに、「うちの社員は自立していない」とか言っている。
「だったら、(一つの手段として)究極の後払い制度をやめなさい」ということです。
そもそも、退職金など「たいした額」ではありません。
2015年の時点で、大卒で入社した勤続35年の男性サラリーマンの退職金の平均は約1978万円です。
※既に2005年から約500万円減っている・・。
1978万円というのは、あたかも「大金」に見えます。
しかし、1978万円を35年で割ると、「年収50万円」になります。
これを月給にすると「約4.1万円」。
さらに時給にすると、なんとなんと「232円」です。
今後はさらに減額が進むので「時給200円」くらいになります。
要は退職金というのは「35年間、時給232円(200円)を我慢することによってもらえるお金」ということです。
であるならば、今、「時給201円以上」を稼ぐ能力を身につけた方がはるかに合理的だし、効率的でしょう。
退職金というのは、それに気づかず、それを実行しない人が「すがるお金」です。
平成の次の時代には確実に機能不全になっている制度であることを認識すべきでしょう。
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by fitnessbiz-01
| 2019-02-11 17:03