No.4174 2月12日（火）：絶対にやってはいけない副業

こんにちは。遠藤です。寒い日が続きますが、寒さの楽しみ方を習得できてきたような気がしている今日この頃です。

さて、今日の内容は先日、ＦＢＬ大学の第１～３期の方々には音声メッセージでシェアしたことです。
※レギュラーコース以上の方のみ。

昨日は「退職金などあてにするな」と記しました。

それに対して「やるべきこと」は「ビジネス力を上げること」です。

「ビジネス力」をわかりやくいえば、「自分の力で売上利益を稼ぐ能力」ということになります。

これ以外に自分を自衛する方法はありません。

が、ここで大いなる勘違いをするバカ者が出てきます。

それは「ネットビジネス」や「マルチ商法」に手を出すことです。

こういうことを「自分で稼いでいる」と勘違いしているのです。

世の中の「副業ブーム」も勘違いを後押しします。

これまでも言ってきましたが、「ネットビジネス」で最悪なのが「ネット教材」を売ることです。

簡単なあらすじを復習しておくと、まずプロデューサーとかナビゲーターを名乗る人（以下プロデューサー）の口車に乗せられ、「集客メソッド」のようなものを無理やり開発します。

本業でまったく集客できていない人が、「強み発見法」のようなマニュアルに沿って詐欺同然のインスタント商品を考え出すのです。

で、それを３０万円程度の高額商品にして売り出します。

売り方は「他人の集客リスト」をフル活用します。

「他人の集客リスト」に情報弱者が１万人登録しているとして、そのうち「０．５％」を反応させることに成功したとします。

これは５０人ですから、５０人✕３０万円で瞬時に１５００万円の売上が上がります。

そのうち３０～５０％をプロデュース料としてプロデューサーに支払いますが、それでも７５０万円以上が手元に残ります。

「楽して金儲けがしたい人」にはたまらない手法でしょう。

が、こんな商売が継続するはずがありません。

成功したとしても「１回きり」の旨みでしかありません。

が、この時、「１回きりにならない人」がいます。

それはプロデューサーです。

プロデューサーは（例えば上記であれば）「１５００万円の売上」が実績になります。

その実績をアピールしながら、次の「カモ」をプロデュースします。

これでわかると思いますが、「カモ」は１回きり（これすら成功しない可能性の方が高い）の旨みを体験しただけで、切り捨てられるのです。

ここで懲りない「カモ」はどうするか？

わかりますね。

数年後に同じことをします。

「一切、公表してこなかった５年前の伝説の企画が限定で復活！」という見出しでです。

既に長くなったので、「マルチ商法」については明日に記します。

当たり前ですが、同じく「絶対にやめておけ」ということを強調します。
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