No.4236 4月15日（月）：タイガー・ウッズ選手「復活」!

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さて、月曜日はメルマガで取り上げた内容の「関連したこと」についてコメントします。

といきたいところですが、今日は別の話を。

タイガー・ウッズ選手が「マスターズ２０１９」で１４年ぶり５度目の優勝を果たし「復活」しました。

昨夜はＡＭ１時近くまでライブを見ていて、今朝、速報で知りました。

「私がゴルフを始めたから」ではなく、「生き様」として関心がありました。

「優勝したら凄いことだ！」と。

ご存知のとおり、タイガー・ウッズ選手は数々のトラブルに巻き込まれてきました。

まぁ、巻き込まれてきたというか、自分が起点になっていることなので自業自得ともいえます。

だとしても、世界を代表するスーパースターとはかけ離れた姿の映像や画像には衝撃を受けました。

また、現在４３歳ということなので、凋落するにはあまりにも早過ぎたといえます。

かつてのトラブルについてはコメントしません。

が、そこから「復活」を果たしたことは本当に素晴らしいことだと思います。

バトミントンの桃田選手などにも感じますが、トラブルから復活した選手には人間としての明らかな成長が感じられます。

自分が「最悪の状態」の時に支えてくれた方々の気持ちが身に染みるからでしょう。

私も前職を実質解雇になったときにそれを感じました。

まわりの人間がスーッといなくなっていったのです。

この時、私に手を差し伸べてくれた方々を私は忘れません。

それが「初心忘るべからず」の意味なのかもしれません。

先日、読んだ本に「前後裁断」という言葉がありました。

「過去も未来も裁ち切り、今に集中すること」という意味ですが、「過去と未来が断絶している」という解釈もできるようです。

「本当にそうだ」と思いました。

芸能人でもスポーツ選手でも晩年が寂しい人はたくさんいます。

こういう人たちは「過去と未来が断絶している」のです。

何故そうなるかといえば、人世の前半で人間的な成長を怠ってきたからです。

これは会社員も同じです。

会社を定年退職したとたん、いきなり無力になる人がたくさんいます。

はたまた、無力にはならずとも、院政を敷いて「いつまでも自分が一番」と威張り腐っている人もいます。

すべて人間性の欠落から起こるものです。

そういう意味ではタイガー・ウッズ選手は「今からが本当の本番」といえるでしょう。

私たちも負けずに頑張り続けないといけません。
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