2019年 04月 16日
No.4237 4月16日(火):「自分が一番」という人は自分に自信がない |
こんにちは。遠藤です。ワンコ(パル)との生活ですっかり早起きをするようになり、なかなか健康的です。
が、これを怠る人って結構います。
「恩を仇で返す」とか「踏み台にする」とか、そういう感じでしょうか。
実は昨日配信した有料メルマガにも(おすすめ本の著者の言葉を借りながら)、「人の力を借りられない人間というのは、自分は誰かに支えられているという自覚がない」と記したばかりでした。
こういう人は「自分が一番」と思っているのです。
「自分だけで何でもできる」と。
「だったら、(いつも言っているとおり)無人島に行ってこい」と。
せいぜい、魚釣りと木登りくらいしか、自分だけでできることはありません。
「自分が何かを成し遂げた」ということは「誰かに成し遂げてもらった」ということです。
企業であれば従業員であり顧客です。
まっとうな商売をしている限り、顧客とは価値交換が成されているので、そこで「WIN✕WIN」になっています。
が、経営者と従業員はそうなっていません。
「富と名声」は経営者に集中しており、従業員は「歯車」と化しています。
念のため言っておくと「名声」まではOKです。
それが企業の価値向上に貢献する場合があるからです。
しかし、「富」の見せびらかしは下品です。
というか、従業員に対して無神経だし失礼です。
ドラッカー氏は「社長と従業員の給与格差は20倍以内」といわれています。
これに従えば、社員の平均年収が400万円なら、社長は8000万円です。
企業の大小等で違いはあれど、私は適正だと思います。
「社長の年収を3億円にしたいのであれば、従業員の平均年収を1500万円にしなさい」ということです。
もっともフィットネス業界で20倍以上になっているケースはほとんどないと思うので、見るべきは「自分が一番思考かどうか」でしょう。
経営者が考えるべきは「従業員が一番」「顧客が一番」です。
この両者は「どちらも一番」だと思います。
私は「自分が一番」という人が嫌いです。
こういう人は「他人との比較」でしか、自分の存在を証明することができないように見えます。
だから、ペコペコされることが好きだし、特別扱いされることを好みます。
要するに、自分に自信がないのでしょう。
だから、「社長」とか「先生」とか言わせたがるのです。
どんなに偉くても、どんなに稼いでいても、「寂しい人間だな」と思います。
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by fitnessbiz-01
| 2019-04-16 17:08