No.4264 5月13日（月）：これからどうすればいいかわからない５０歳

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さて、月曜日はメルマガで取り上げた内容の「関連したこと」についてコメントします。

今回は「今週の一冊」より。

そこには「今の日本社会には５０歳くらいになってこれからどうすればいいかわからなくなってしまった大人がものすごくたくさんいる」と記されていました。

このことは「身の回り」を見れば明らかでしょう。

推定９０％は組織に依存しないとやっていけない５０歳（以上）ばかりです。

こういう話をすると「組織でやることにもメリットがある」と反論されます。

それは「その通り」です。

が、私の視点は「経済的に自立できているのか否か」にあります。

組織にいるか、独立しているかが論点ではありません。

現実を見れば「会社にしがみつかないとやっていけない５０歳（以上）」ばかりです。

今、私のまわりには５０歳代がほとんどいません。

いないというか「年々減っていく」という感じです。

より良い関係が続いているのは独立的な生き方をしている方と、仕事の話をしない同級生くらいです。

その他は２０代、３０代、４０代前半の方が多くなっています。

何故、こうなるかといえば私の話が同年代の人に響かなくなっているからです。

それは私の考え方が間違っているのかもしれません。

私の考え方に正当性があるとしても「聞きたくない」のかもしれません。

いずれにせよ、「話していてもお互いが楽しくない」のです。

こういうと「あなたの話が２０代、３０代の人たちにヒットしているのは、あなたの話していることに成熟度が足りないからだ」といった陰口も聞こえてきます。

が、おそらくそれは違います。

あえて自分で言わしていただくなら、次世代層の方々は「遠藤みたいな５０代なら、まぁなってもいいが、身の回りにいる５０代みたいにはなりたくない」と感じているのだと思います。

人生の選択肢とか可能性は加齢とともに確実に減っていきます。

当たり前ですが、５０歳になって「プロ野球選手になりたい」という選択肢は存在しません。

だから、中高年になると全員の趣味がゴルフだなんていうことになるのです。

こうなる人たちというのは「人生の前半（４０歳くらいが境目）」の過ごし方が間違っているのです。

本ブログ読者の皆さまには、くれぐれもそんな５０歳にはならないで欲しいと思います。

明日も関連した話を続けます。

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