2019年 05月 27日
No.4278 5月27日(月):「知識の錯覚」に陥ってはいけない |
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※特にGmail系。
さて、月曜日はメルマガで取り上げた内容の「関連したこと」についてコメントします。
今回は「おすすめ本」より。
そこには「知識の錯覚」というあまりにも見事な表記がありました。
核心部分はメルマガに譲りますが、記されていたことの一部を以下に抜粋します。
「何より重要なのは個人の知識は驚くほど浅く、この真に複雑な世界の表面をかすったぐらいであるにも関わらず、たいていは自分がどれほどわかっていないかを認識していないということだ。その結果、私たちは往々にして自信過剰でほとんど知らないことについて自分の意見が正しいと確信している」
「ならばなぜ、これほど無知な私たちは、世界の複雑さに圧倒されてしまわないのか。知るべきことのほんの一端しか理解していないのに、まっとうな生活を送り、わかったような口をきき、自らを信じることができるのか。それは私たちが嘘を生きているからだ。物事の仕組みに対する自らの知識を過大評価し、本当は知らないくせに物事の仕組みを理解していると思い込んで生活することで、世界の複雑さを無視しているのである。自分の意見は知識に裏付けされた正当なものであり、行動は正当な信念に依存したものであると自らに言い聞かせる。複雑さを認識できないが故にそれに耐えることができるのだ。これが知識の錯覚である」
要は「知ってるつもり」です。
もしかすると、私も「知識の錯覚(知ってるつもり)」に陥っているかもしれないし、多くのトレーナーも陥っているかもしれません。
当たり前ですが、「だから学ぶ必要はない」と言っているのではありません。
「私は知っている」「私は正しい」というスタンスをとってはいけないと言っているのです。
「現時点でわかっていることはここまでである」「現時点で知っていることはここまでである」という立場をとるべきなのです。
原田さんを筆頭に、私が信頼するトレーナー達は皆、このスタンスです。
著者の指摘のように「本当は知らないくせに物事の仕組みを理解していると思い込んで生活することで、世界の複雑さを無視している」ということがありません。
ここでいう「世界の複雑さ」とは「身体全体」と置き換えることができます。
私が信頼するトレーナー達は「身体全体」という視点から学んでいることも共通しています。
したがって、知識の源泉は解剖学になります。
基本的にこの分野は「1+1=2」といった事実が確立しており「知識の錯覚」が起きないからです。
逆に「知識の錯覚」が起きやすいのが栄養や食事です。
これは世に氾濫する様々な主張を見ればわかるとおりです。
では、「知識の錯覚」に陥らないためにはどうすればいいか。
「ここから先」が難しいのです。
そのためのヒントはメルマガに記しました。
読者の方々は「どうすればいいか」をご自身でお考えいただければと思います。
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今回は「おすすめ本」より。
そこには「知識の錯覚」というあまりにも見事な表記がありました。
核心部分はメルマガに譲りますが、記されていたことの一部を以下に抜粋します。
「何より重要なのは個人の知識は驚くほど浅く、この真に複雑な世界の表面をかすったぐらいであるにも関わらず、たいていは自分がどれほどわかっていないかを認識していないということだ。その結果、私たちは往々にして自信過剰でほとんど知らないことについて自分の意見が正しいと確信している」
「ならばなぜ、これほど無知な私たちは、世界の複雑さに圧倒されてしまわないのか。知るべきことのほんの一端しか理解していないのに、まっとうな生活を送り、わかったような口をきき、自らを信じることができるのか。それは私たちが嘘を生きているからだ。物事の仕組みに対する自らの知識を過大評価し、本当は知らないくせに物事の仕組みを理解していると思い込んで生活することで、世界の複雑さを無視しているのである。自分の意見は知識に裏付けされた正当なものであり、行動は正当な信念に依存したものであると自らに言い聞かせる。複雑さを認識できないが故にそれに耐えることができるのだ。これが知識の錯覚である」
要は「知ってるつもり」です。
もしかすると、私も「知識の錯覚(知ってるつもり)」に陥っているかもしれないし、多くのトレーナーも陥っているかもしれません。
おそらくですが、一生懸命勉強をしたところで、「身体全体」の99%くらいのことは「わからない」と思います。
※90%かもしれないし、80%かもしれない。
当たり前ですが、「だから学ぶ必要はない」と言っているのではありません。
「私は知っている」「私は正しい」というスタンスをとってはいけないと言っているのです。
「現時点でわかっていることはここまでである」「現時点で知っていることはここまでである」という立場をとるべきなのです。
原田さんを筆頭に、私が信頼するトレーナー達は皆、このスタンスです。
著者の指摘のように「本当は知らないくせに物事の仕組みを理解していると思い込んで生活することで、世界の複雑さを無視している」ということがありません。
ここでいう「世界の複雑さ」とは「身体全体」と置き換えることができます。
私が信頼するトレーナー達は「身体全体」という視点から学んでいることも共通しています。
したがって、知識の源泉は解剖学になります。
基本的にこの分野は「1+1=2」といった事実が確立しており「知識の錯覚」が起きないからです。
逆に「知識の錯覚」が起きやすいのが栄養や食事です。
これは世に氾濫する様々な主張を見ればわかるとおりです。
では、「知識の錯覚」に陥らないためにはどうすればいいか。
「ここから先」が難しいのです。
そのためのヒントはメルマガに記しました。
読者の方々は「どうすればいいか」をご自身でお考えいただければと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2019-05-27 17:44