2019年 06月 25日
No.4307 6月25日(火):「時間で働くこと・管理すること」の無意味性 |
こんにちは。遠藤です。昨日の朝はFBL大学の方とのオンラインMTG中に「ドン」という縦揺れ。
思わずMTGを中断するほどでした。
地震は怖い・・。
さて、本日も昨日に続いて「時間の話」を。
誰もが同じ成果を得るのであれば、できるだけ短い時間で達成した方がいいと思うはずです。
おそらく、100%の人がそうでしょう。
では、人を評価する場合はどうでしょう。
もし皆さまが上司だった場合、100万円の価値を生み出すのに10時間かかるAさんと、100時間かかるBさんでどちらを評価するでしょうか。
これも100%、Aさん(短い時間の人)だと思います。
が、ここで不公平が起こります。
AさんはBさんの1/10の労働で、Bさんと同じ成果を達成したのですから、労働時間は1/10でいいはずです。
期待されている価値を達成したのですから、あとは働かなくていいはずです。
が、ほぼ全員の経営者はこういう考え方をしません。
間違いなく以下のように言います。
「残りの90時間でもっと成果を出しなさい」と。
この時、残りの90時間で、さらにBさんの9倍の成果を出したとします。
であるならば、Aさんの報酬はBさんの10倍になるべきです。
しかし、実際は10倍なるどころか「同じ」です。
多少の成果報酬があったとしても、スズメの涙程度です。
まったくおかしな話です。
これが「時間で管理されている」ということです。
「成果」にフォーカスしていないのです。
独立すればわかりますが、「何時間働いたか」ということはまったく意味を持ちません。
「期待される成果を出したかどうか」だけが問われます。
このブログもそうです。
ブログを仕上げるのに、私が30分をかけたか、120分をかけたかは皆さまには一切関係ありません。
当たり前ですが、「120分かけたたら価値が高い」ということはありません。
「内容がまともかどうか」だけが唯一の価値です。
が、多くの人は「働いた時間が価値になる」という働き方になっているのです。
ここを変えていく必要があります。
まずは(とりあえず)時間がかかってもいいので、期待される成果を出し続けることが第一です。
それが可能になったら、それをできるだけ短い時間で成果を出せるようにすることが第二です。
そして、そこで生じた「時間余白」を使って、未来にレバレッジをかけていくのです。
これが「これからの働き方」です。
(昨日も触れたとおり)、時間で働いている人はもともとない価値がさらに無価値になります。
同様に時間で働かせている経営者も、ますます老害化していくことになるでしょう。
「タイムカードの働き方」は終わってます。
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by fitnessbiz-01
| 2019-06-25 20:13