No.4295 6月13日（木）：「１００年生きてください。ただし、お金はありません」

※毎週木曜日は「学長に訊け！」です。

こんにちは。遠藤です。木曜はプロフェッショナルトレーナー原田一志さんの「間違いだらけのフィットネストレーニング」のアップ日です。

是非、こちらからご覧ください。

さて、毎週木曜は「学長に訊け！」です。

が、（既に書き終えていましたが）今日は違うことを。

マスコミで「老後２０００万円不足問題」が盛んに報じられています。

実は本ニュースはＦＢＬ大学の課題である「テーマ論文」のお題にしていました。

もちろん、こんなに騒がれる前のことです。

提出者の皆さまには政治屋等の意見に翻弄されることなく、ご自身の視点を書いてほしいと思います。

お題でもあるので深堀りは避けますが、私はこのニュースが流れたときに「本当のことを言ってしまった」と感じました。

が、それに対する世間の反応は（予想通りとはいえ）「けしからん」「ふざけるな」というものでした。

「年金に頼っていれば安心と言っていたではないか。それはウソなのか！」と。

ウソに決まっています。

有識者の本を数冊でも読めば、それがウソであることはわかります。

なのに、それを信じる。

そして、総理大臣も堂々と「ウソではありません」と発言する。

で、公文書を「そんなものは存在しない」と抹殺、抹消する。

行政の不正書類問題やモリカケ問題とまったく同じ構造です。

自分たちに都合の悪いものはすべて「消す」。

よくもまぁ、こんなことがまかり通るものです。

国民はバカにされているんですよ。

そもそも、最近の政策は一体何なのかと思います。

老後は自分で２０００万円貯めろという。
※否定しているが。

貯めろと言っているのに、消費税は上げる。

これでは貯まりません。

※ちなみにＦＢＬ大学は５％のままです。設立後、倍になったことになります。増額した分は何に使ったんだ～！

で、お金が足りないのに人生１００年時代とか言い出す。

そして、老人は増え続け、出生率はまたまた低下している。

子どもの数は減っているのに、保育所は足りない。

なのに、お母さん（女性）の社会復帰を推進する。

なんなんだこれ・・。

全体の整合性がメチャクチャもいいところです。

夫婦で考えるなら「お子さまを生むことに躊躇し、生誕したら生活のために速攻で共働きしなければならないのに、保育所はなく、実家に預けるなどして必死に働くも、消費税を筆頭とする税金負担は増え続け、それでも老後不安のために２０００万円もの貯金をし、そんな人生を１００年間も続けなければならない」ということです。

悲惨だ・・。

が、この政治を圧倒的多数で支持しているのは日本国民です。

だから、（私はそうは思いませんが）これは国民にとって正しいのです。

とはいえ、対抗政党は存在していないように感じます。

が、せめて引きずり下ろすことくらいはしないと、調子に乗る一方でしょう。

政治のことは触れたくありませんが、あまりにも酷いと感じる今日この頃です。

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