No.4299 6月17日（月）：「ナンバー２でいいという人」はリーダーではない

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さて、月曜日はメルマガで取り上げた内容の「関連したこと」についてコメントします。

今回は「おすすめ本」より。

そこでは著者の言葉を引用しながら「ナンバー２でいいという人はリーダーではない」ということを記しました。

この著者は「まさにリーダー」という方なのですが、もともとは「リーダーになんかなりたくない。できるなら２番がいい」と思っていたそうです。

しかし、経験を通じて「リーダーにならなければいけない」「リーダーでなければならない」と考えるようになったということでした。

これは重要な示唆だと思います。

「良い影響力」を発揮したいのであれば、「リーダーになるしか選択肢はない」のです。

社会人の中にも「トップにはなりたくない」「ナンバー２でいい」という人がいます。

そんなことが言えるのは「その人がリーダーの仕事をしていないから」です。

「おすすめ本」の著者に限らず、リーダーで活躍している人が「ナンバー２でいい」と言うわけがありません。

「リーダーの仕事をしてないから、ナンバー２でいいと言えてしまう」のです。

こういうと「部長や課長はどうなのか」という疑問もあるかと思います。

「この人たちはリーダーとはいえないのか」と。

この方々も立派なリーダーです。

私が言っているのは「その人がどういうマインドなのか」ということです。

「おすすめ本」は学校改革の本なのですが、「教頭先生でいいです」と言っている人にリーダーの資質があるとは思えません。

当然、組織を変えることも、人材を育成することもできないでしょう。

そういう人は役職から外れて「秘書」を目指したらいいと思います。

それはそれで「トップに仕える」という大切な職責です。

本書の著者である校長先生は「全国の学校から引く手あまた」だと思います。

もちろん「リーダーとして」です。

リーダーは「変革していく人」です。

「仕える人」ではありません。

私もまだまだ頑張っていきたいと思います。

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