No.4306 6月24日（月）：「社内には社内の働き方しかない」

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さて、月曜日はメルマガで取り上げた内容の「関連したこと」についてコメントします。

今回は「おすすめ本」より。

そこには「社外のネットワークをつくり、他社や別業界の人たちがどんな働き方をしているかを絶えず確認しておくことが必要だ」という記載がありました。

「働き方」を考える上で、これは絶対に必要なことです。

何故なら「社内には社内の働き方しかないから」です。

世の中には自由で豊かな働き方をしている人がたくさんいます。

この当たり前の事実にもっと気づいた方がいいと思います。

日本人のサラリーマンの平均年収は約４２０万円です。

これを１日８時間、年間１００日休日くらいでこなしています。

実際はもっと劣悪なはずですが、これだと年間労働時間は２１２０時間になります。

となると、時給は「１９８１円」です。

この金額を保証してもらうために、多くの人は正社員になって「自分の時間」を会社に差し出しているのです。

例えば、コンサルタントなら少なくとも「時給５万円」くらいはあるはずです。

これを狙うなら「時給５万円というのがどういう能力か」を考えることが最優先事項になります。

しかし、ほぼ全員の人はそれをせずに、一生懸命、会社に求められる能力を身につけようとしたり、社内昇格試験を受けたりしています。

仮にそれで年収が２４万円上がったところで（月額２万円）、時給はたったの「１１３円増」です。

５万円には遠く及びません。

よって、永久に稼げる人にはなりません。

多くの人が目指す「年収１０００万円」など夢のまた夢です。

もちろん社内で評価を上げること、信頼されることは成長の大前提です。

が、それだけを見ていてもダメだということです。

それをしながらもっと社外に目を向けることです。

もう一度言います。

「社内には社内の働き方しかない」のです。

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