No.4323 7月11日（木）：「学長に訊け！」Ｖｏｌ.259（通巻449）

※毎週木曜日は「学長に訊け！」です。

こんにちは。遠藤です。木曜はプロフェッショナルトレーナー原田一志さんの「間違いだらけのフィットネストレーニング」のアップ日です。

是非、こちらからご覧ください。

今日は母校野球部の応援へ。

同級生の藤松君と。

先日、開催された壮行会の寄付も以下の素敵なボールに変わりました。

幹事としては嬉しい限りです。

さて、毎週木曜は「学長に訊け！」です。

では、今回のご質問！

【今回のご質問】　
「最近、遠藤さんのタバコに対するスタンスが寛容になったように感じます。以前はもっと厳しく禁じていた印象があるのですが、考え方に変化があったのでしょうか」

【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
私のスタンスに変化はありません。

が、「寛容になった」と指摘されれば、「そう言われても仕方ないかな」とは思います。

とはいえ、寛容になったわけでもありません。

同じように感じている方もいるかもしれないので、どういうことかを説明します。

これまでも言ってきましたが、私の父親は喫煙者です。

今でも隙あらば吸おうとします。

が、私は「禁煙すべき」などとは一度も言ったことがありません。

やめた方が不健康になるような気がします。

同級生も多くがタバコを吸いますが、特段、なんとも思いません。

そういう意味では、これまでも寛容です。

私が「寛容じゃない」のは健康関連の仕事をしている同業者に対してだけです。

プロ意識に欠けるし「一緒にされたくない」と思うからです。

では、何故「そう言われても仕方ないかな」と思うかといえば、「昨今のなんでもかんでも過剰に禁じる世の中」に嫌気がさしているからです。

だから、何事においても「禁止」という主張には、あえて「そんなことをする必要はない」という立場を取るようにしています。

※反証が成立する場合は除く。

「何故、タバコがダメで、お酒がいいのか」ということですよ。

受動喫煙の問題があるとしても、日々、他人に迷惑をかけているのはどう考えてもお酒です。

そりゃ、街をクリーンなイメージにするために「路上喫煙」を推進するのは悪くありません。

では、「路上酔っ払い」や、酔っ払って人に絡んだり、駅のベンチに寝ていたり、道にゲロを吐いているバカ者はいいのか。

よっぽど汚いし、迷惑です。

他では電車の中吊り広告の下品な見出しや、コンビニのエロ雑誌はいいのかということになります。

こう考えれば、タバコを吸うくらいどうってことはないでしょう。

それを目の敵みたいに「身体に悪い」とか言っている人の方がどうかしていると私は思います。

ほとんどのことが「どっちだっていい」のですから。

それらにいちいち白黒をつける必要はありません。

先週のコラムで原田さんも書いていましたが、こういう人は世界を知らない、人間を知らないのだと思います。

とはいえ、私自身を振り返った時に「自分も世界を知らなかった、人間を知らなかった」という反省があります。

その反省が現在のスタンスを生んでいるのかもしれません。

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