No.4370 8月27日（火）：「管理」ではなく「支援」の時代

こんにちは。遠藤です。今日は仕事という仕事が「なし」。

朝から実に気楽で、こんな日も必要です。

さて、昨日の「本部と加盟店」に関連した話の続きです。

このケースは「フランチャイザーとフランチャイジー」という関係です。

その他にも同じような関係は結構あります。

例えば・・。

「本社と店舗」

「会社と個人」

「上司と部下スタッフ」

といったものです。

これらはいずれも「対等な関係」であるべきです。

何故なら、対峙しているのは「人間同士」だからです。

「上司と部下スタッフ」はそのままですが、それ以外も「人間同士」です。

「人間同士」に「上下」はありません。

が、現実は「上下」しかありません。

さらに言えば、「活動の主体」は後者（右側）にあるべきです。

何故なら、フランチャイジー、店舗、個人、部下スタッフの方が顧客に近いからです。

その顧客に近い存在を主体とし、その活動が最大化するように「支援」するのが本社等の役割です。

※以前も同じようなことを書いたような記憶があるが、調べていない・・。

しかし、現実はここが完全に逆になっています。

偉そうにしているのは「フランチャイザーよりフランチャイジー」「店舗より本社」「個人より会社」「部下スタッフより上司」です。

こういう考え方の人は「自分たちの仕事は『管理』である」と思っているはずです。

しかし、それは完全に間違っています。

「管理」とは「指示命令したことができているか監視する、チェックする」といった意味です。

「支援」とは「目的・目標を自分たちで達成できるようにサポートする」といった意味です。

両者はまったく違います。

今の時代に「管理型人間」が部下スタッフ等の支持を受けられるわけがありません。

何故なら、言われたことをやっていても結果が出ないからです。

つまり、そもそも管理されることが不快。

そして、言われたことをやっているのに結果が出ないから不快。

さらに結果が出ないことを、あたかも自分の責任かのように責められて不快。

「不快の三段活用」です。

「管理型人間」は頭の中が「昭和」です。

こういう本部、本社、会社、上司等からは「人」が離れていくはずです。

「令和のマネジメント」は「支援」です。
※既に平成からそうですが。

この理解・実践ができない人の未来は暗く厳しくなる一方だと思います。
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