No.4377 9月3日（火）：無意味な「予測」が不安をつくり出している

こんにちは。遠藤です。昨日は古屋さんと岩井さんと３人での久々の食事会。

赤ワインを飲み過ぎました・・。
※毎度、こうなる気がする。

また、「今日は絶対に記念写真を撮りましょう！」と言って、全員で忘れるという。

こちらも毎度、こうなる気がします。

さて、昨日は「ゴールも目標も必要ない」と記しました。

必要なのは意欲であり、結果です。

「目指す結果を出すこと」を「目標」という分にはいいですが、世間一般の「目標」は「押しつけられた意欲なき数字」です。

こんな「目標」に意味はありません。

関連して、もう１つ不要なのが「予測」です。

このことは東京、金沢勉強会でも強調しましたが、「予測」に意味はありません。

その最大の理由は「不安をつくり出すから」です。
※この他に「そもそも当たらないから」というのもある。

将来、お金が足りなくなりますよ。

将来、仕事がなくなりますよ。

将来、病気になりますよ。

世の中は「不安だらけ」です。

では、何故「不安をつくり出す必要」があるのかと言えば、その方が利益になるからです。

「不安ビジネス」という言葉があるように、その方が商品が売れるし、信者も増えるからです。

この時、「真面目な人」ほど「不安情報」に敏感です。

何故なら「物事に白黒をつけたがるから」です。

「どっちでもいい」という考え方ができないのです。

だから私は勉強会で以下のスライドを示しました。
冷静に考えればわかることですよね。

そんな簡単にお金がなくなったり、仕事がなくなったり、病気になったりしませんから。

論理が飛躍し過ぎているし、単純過ぎるんですよ。

にもかかわらず、「ノストラダムスの大予言」の如く、私たちは昔から「予測」ばっかりして、それに翻弄されています。

占いも血液型も性格診断も各種検査も、すべて「将来の不安」を生んでいます。

「予測」なんて天気予報くらいのものですよ。

「晴れ」という予測でも、大雨が降るかもしれない。

この時、「予測が外れた！」と怒っても仕方ありません。

そのために「折りたたみ傘」があるのです。

「ある程度の見込み」をつけることは必要ですが、それ以上に大切なのは「現実にどう対処するか」「現実をどう変えていくか」ということです。

「予測力」より「修正力」という感じでしょうか。

「予測」も未来の行動を創り出すのに活用するのなら大いに結構です。

が、多くの人は「不安」によって必要な行動を制御しています。

人生は「広げていくもの」です。

「小さくしていくもの」ではありません。

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