2019年 09月 17日
No.4391 9月17日(火):「自分の正しさ」は「自分の過去」から来ている |
こんにちは。遠藤です。秋は涼しくていいな~。
朝の散歩(withパル)も快適です。
※日中は暑いですが。
さて、昨日の「規制の話」の続きです。
日本人は「規制が大好き」です。
社会も会社も学校も「規制だらけ」です。
ついでに健康法も「規制だらけ」です。
何故、日本人が「規制」をしたがるかというと、「正しいか、正しくないか」「合っているか、間違っているか」を明確にしたがるからだと思います。
世の中に「絶対に正しい」とか「絶対に間違っている」なんていうことはほとんどないのにです。
「正解探し教育」の弊害です。
それをどう見るかによって「正しいか、正しくないか」は変わってしまうのです。
関連して、少し前ですが、小泉進次郎議員の「育休発言」が話題になっていました。
本人は「検討する」と言っただけなのに、マスコミを筆頭に賛否両論の議論を繰り広げていました。
「税金で働いている議員としてあるまじき」とか「議員だから取得すべきだ」とか、ああでもないこうでもないとやっている。
それを聞いた進次郎議員は「日本人は堅いね、古いね」と一言。
本当その通りです。
「堅いし、古い」という表現ほどぴったりくるものはないでしょう。
言い換えるなら「堅い=一通り」、「古い=過去(既知)」です。
つまり、「過去(既知)に基づく、一通りの考え方でしか物事を判断できない」ということです。
それを「思い込み」と言います。
皆、自分のことを「正しい」と思っています。
では、その「正しい」という判断はどこからくるかと言えば、「自分の過去」からです。
「自分の正しさというのは自分の過去から来ている」のです。
だから「自分にとっての正しさ」を追求すればするほど、どんどん視野が狭く、自信過剰な人間になっていきます。
そして「自分の正しさ」を他人に押しつけるようになります。
これが「もっともやってはいけないこと」でしょう。
「正しさの押しつけ」ほど不快なものはありません。
とある本に「物事に白黒をつけたがる人は自分が未熟であることに気づくべきだ」と記されていましたが、「なるほどね」と思ったものです。
必要なのは「未知×多様性」です。
「未知×多様性」という基準を持てば、「何が正しいかはわからない」という考え方になっていくはずです。
実際、大半のことは「どっちでもいい」のですし。
そんなことを気にしている暇があるなら「未知」へ飛び出すべきだと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2019-09-17 17:10