2019年 10月 14日
No.4418 10月14日(月):昨今の健康法は知識や理論に偏りすぎている |
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さて、月曜日はメルマガで取り上げた内容の「関連したこと」についてコメントします。
今回は「おすすめ本」より。
そこでは静かに話題になっている「偽薬」について触れました。
言い換えるなら「プラセボ効果」です。
先週と今週との2回、「プラセボ効果」について私見を述べました。
私は身体において「プラセボ効果はある」と思っています。
というか、「正体不明」というだけで、(私が言うまでもなく)各種実験でその効果は示されています。
ただし、例えば血管と血管を縫合する手術といったような状況は除きます。
表現が難しいのですが、「物質対物質とか事実対事実以外の心理的要因」が作用する状態や状況では「プラセボ効果」が機能する場合があります。
(同書にも記載がありますが)、「プラセボ効果」における有効な説明の1つは「思い込み」です。
例えば、車酔い。
中学生時代に社会科見学に行った際、バスが発車して1分で嘔吐してしまった男子がいたのですが(笑)、こんなことは心理作用以外の何者でもありません。
私は「この世のほとんどのことは思い込みで成立している」と思っているくらいです。
世にはびこる眉唾物の健康法やインチキ商品の数々も、すべて「思い込み」を利用しています。
「〇〇を食べたらガンが治った」なんていうのはそれが事実だとしても、本人の「強烈な思い込み」によるものです。
「思い込み」は「真実」を「嘘」に変えてしまうし、「嘘」を「真実」にも変えてしまうのです。
逆から言えば、ここに「偽薬の意味」があります。
もっと「思い込みの力」を正の方向に活用したらいいと思います。
私は「昨今の健康法は知識や理論に偏りすぎている」と思っています。
身体というのは「心身」ですから、どう考えても「心理的作用」が機能します。
それを「エビデンス(=自分たちだけの勝手な研究結果)」を盾にしながら、実はよくわかっていないことを「さも正しいか」のように語るのは褒められた姿勢ではありません。
著者も「多くの国民が健康病にかかっている」として、「科学に依拠することによって、健康を求める現代人がむしろ不健康になってしまう思考パターンに気づくべきだ」と指摘しています。
極めてまっとうだと思います。
これまで幾度も言ってきましたが、私たちは「健康基準値」ではなく「自分の体調」で自身の健康を管理すべきです。
「血圧の上が140だから高血圧(投薬)」なのではなく、「150でも健康なら問題ないし、130でも調子が悪ければ問題あり」なのです。
わざわざ小さな病気を発見してもらいに健康診断に行くのではなく、「調子が悪い」と思ったら検査に行けばいいのです。
著者は偽薬を販売しているのですが、その理由は医療費を下げるためです。
結局のところ、どのような制度にしたところで、国民個々が「薬を使わない」と強く意識しない限り、何も変わらないと思います。
※「薬は害だ」と言っているのではありません。そういう考え方の人たちとは一緒にして欲しくないので念のため。
私たちはもっと自身の内面に備わっている能力や感覚を信じることが必要だと思います。
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今回は「おすすめ本」より。
そこでは静かに話題になっている「偽薬」について触れました。
言い換えるなら「プラセボ効果」です。
先週と今週との2回、「プラセボ効果」について私見を述べました。
私は身体において「プラセボ効果はある」と思っています。
というか、「正体不明」というだけで、(私が言うまでもなく)各種実験でその効果は示されています。
ただし、例えば血管と血管を縫合する手術といったような状況は除きます。
表現が難しいのですが、「物質対物質とか事実対事実以外の心理的要因」が作用する状態や状況では「プラセボ効果」が機能する場合があります。
(同書にも記載がありますが)、「プラセボ効果」における有効な説明の1つは「思い込み」です。
例えば、車酔い。
中学生時代に社会科見学に行った際、バスが発車して1分で嘔吐してしまった男子がいたのですが(笑)、こんなことは心理作用以外の何者でもありません。
私は「この世のほとんどのことは思い込みで成立している」と思っているくらいです。
世にはびこる眉唾物の健康法やインチキ商品の数々も、すべて「思い込み」を利用しています。
「〇〇を食べたらガンが治った」なんていうのはそれが事実だとしても、本人の「強烈な思い込み」によるものです。
「思い込み」は「真実」を「嘘」に変えてしまうし、「嘘」を「真実」にも変えてしまうのです。
逆から言えば、ここに「偽薬の意味」があります。
もっと「思い込みの力」を正の方向に活用したらいいと思います。
私は「昨今の健康法は知識や理論に偏りすぎている」と思っています。
身体というのは「心身」ですから、どう考えても「心理的作用」が機能します。
それを「エビデンス(=自分たちだけの勝手な研究結果)」を盾にしながら、実はよくわかっていないことを「さも正しいか」のように語るのは褒められた姿勢ではありません。
存在が許されるのは学問として普遍的価値が認められていることだけです。
※それだけでも生涯をかけても覚えきれないくらい「知るべきこと」がある。
著者も「多くの国民が健康病にかかっている」として、「科学に依拠することによって、健康を求める現代人がむしろ不健康になってしまう思考パターンに気づくべきだ」と指摘しています。
極めてまっとうだと思います。
これまで幾度も言ってきましたが、私たちは「健康基準値」ではなく「自分の体調」で自身の健康を管理すべきです。
「血圧の上が140だから高血圧(投薬)」なのではなく、「150でも健康なら問題ないし、130でも調子が悪ければ問題あり」なのです。
わざわざ小さな病気を発見してもらいに健康診断に行くのではなく、「調子が悪い」と思ったら検査に行けばいいのです。
著者は偽薬を販売しているのですが、その理由は医療費を下げるためです。
結局のところ、どのような制度にしたところで、国民個々が「薬を使わない」と強く意識しない限り、何も変わらないと思います。
※「薬は害だ」と言っているのではありません。そういう考え方の人たちとは一緒にして欲しくないので念のため。
私たちはもっと自身の内面に備わっている能力や感覚を信じることが必要だと思います。
★10月20日(日)から10月30日(水)の期間でFBL大学第13期スタートコースの募集を行います(本ブログでも告知をします)。現在、年2回の募集です。「検討中」の方は臆せず参画ください。
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by fitnessbiz-01
| 2019-10-14 18:06