2019年 11月 14日
No.4449 11月14日(木):思わず「もらい泣き」・・ |
こんにちは。遠藤です。木曜はプロフェッショナルトレーナー原田一志さんの「間違いだらけのフィットネストレーニング」のアップ日です。
是非、こちらからご覧ください。
さて、三男に関する大学バスケの話をもう1日。
先日の最終試合は4年生の引退試合でもあります。
大学バスケは15名がベンチ入りできます。
今シーズン、その中に4年生は1名しかエントリーできませんでした。
その1名がキャプテンのI君です。
I君はうちの三男のことをとても可愛がってくれました。
会場のアクセスが不便な時は、三男を車に乗せて帰ることも多かったのですが、I君はほぼ一緒に乗ってきました。
東京の同じ支部出身(東京は4支部に分かれてる)だったことからも、応援したい気持ちがありました。
※高校同士はよく対戦していた。
人懐っこく、いつもニコニコしていて、礼儀も正しい。
素晴らしい青年だと思っていました。
が、残念ながらI君はほとんど出場機会がありませんでした。
私の記憶が正しければ、20試合まで(全22試合)のプレイタイムは合計で5分程度のはずです。
とはいえ、高校時代は有名な選手です。
スタートメンバーには大学生で既にプロ契約をしている選手もおり、レベルが高いため出場機会に恵まれないのです。
が、ラストの2試合は出場しました。
21試合目は(最終ピリオドである)4ピリのラスト5分で登場してきました。
その際の父母、応援メンバーの盛り上がりにジーンときました。
引退試合の22試合目は2ピリから出場機会がありました。
が、力みすぎて空回り・・。
「このまま出番がないかな・・」と思っていたら、4ピリのラスト3分で監督さんに呼ばれました。
その時、既にベンチに下がっていた来年の新キャプテンと、何故か三男も呼ばれました。
で、ラスト3分で、その3人がコートに出てきました。
三男も最後に一緒にコートいることができて嬉しかったはずです。
ちなみに来年のキャプテンも三男もガード(主にパスを出す人)です。
その時点で試合は決していたこともあり(相手の勝ち)、二人はひたすらI君にボールをまわします。
そして・・。
なんとI君のシュートが決まったと同時に試合終了のブザーが鳴る(ブザービート)という劇的な幕切れとなりました。
場内は大歓声です。
試合終了と同時にI君はコートで泣き崩れてしまいました。
後で聞いたのですが、その前のタイムで「俺にボールをまわさなくていい。みんなのベストプレーをやってくれ」と言ったそうなのです。
そして・・。
相手チームのベンチに挨拶した後、泣きながら観客席にいる両親のところにやって来たのです。
今どき、こんな青年がいるのかと・・。
お父さんは抱きかかえるようにI君を迎えていました。
これには「もらい泣き」ですよ・・。
さらに言えば、I君のご両親は20試合目までほとんど会場に来ていなかったのです。
そこには「キャプテンなのに試合に出られない我が子を見たくない」という気持ちがあったはずです。
その気持ちは痛いほどわかります。
が、21試合目と22試合目はいらっしゃいました。
そこでのこの光景です。
感動しかありませんでした。
I君はプロも目指したようですが、これでバスケ人生には終止符をうつようです。
これからは実家を継ぐための修行としての就職をするといいます。
I君にはこれからも充実した人生を送って欲しいです。
心から「ありがとう!」と言いたいです。
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先日の最終試合は4年生の引退試合でもあります。
大学バスケは15名がベンチ入りできます。
今シーズン、その中に4年生は1名しかエントリーできませんでした。
その1名がキャプテンのI君です。
I君はうちの三男のことをとても可愛がってくれました。
会場のアクセスが不便な時は、三男を車に乗せて帰ることも多かったのですが、I君はほぼ一緒に乗ってきました。
東京の同じ支部出身(東京は4支部に分かれてる)だったことからも、応援したい気持ちがありました。
※高校同士はよく対戦していた。
人懐っこく、いつもニコニコしていて、礼儀も正しい。
素晴らしい青年だと思っていました。
が、残念ながらI君はほとんど出場機会がありませんでした。
私の記憶が正しければ、20試合まで(全22試合)のプレイタイムは合計で5分程度のはずです。
とはいえ、高校時代は有名な選手です。
スタートメンバーには大学生で既にプロ契約をしている選手もおり、レベルが高いため出場機会に恵まれないのです。
が、ラストの2試合は出場しました。
21試合目は(最終ピリオドである)4ピリのラスト5分で登場してきました。
その際の父母、応援メンバーの盛り上がりにジーンときました。
引退試合の22試合目は2ピリから出場機会がありました。
が、力みすぎて空回り・・。
「このまま出番がないかな・・」と思っていたら、4ピリのラスト3分で監督さんに呼ばれました。
その時、既にベンチに下がっていた来年の新キャプテンと、何故か三男も呼ばれました。
で、ラスト3分で、その3人がコートに出てきました。
三男も最後に一緒にコートいることができて嬉しかったはずです。
ちなみに来年のキャプテンも三男もガード(主にパスを出す人)です。
その時点で試合は決していたこともあり(相手の勝ち)、二人はひたすらI君にボールをまわします。
そして・・。
なんとI君のシュートが決まったと同時に試合終了のブザーが鳴る(ブザービート)という劇的な幕切れとなりました。
場内は大歓声です。
試合終了と同時にI君はコートで泣き崩れてしまいました。
後で聞いたのですが、その前のタイムで「俺にボールをまわさなくていい。みんなのベストプレーをやってくれ」と言ったそうなのです。
そして・・。
相手チームのベンチに挨拶した後、泣きながら観客席にいる両親のところにやって来たのです。
今どき、こんな青年がいるのかと・・。
お父さんは抱きかかえるようにI君を迎えていました。
これには「もらい泣き」ですよ・・。
さらに言えば、I君のご両親は20試合目までほとんど会場に来ていなかったのです。
そこには「キャプテンなのに試合に出られない我が子を見たくない」という気持ちがあったはずです。
その気持ちは痛いほどわかります。
が、21試合目と22試合目はいらっしゃいました。
そこでのこの光景です。
感動しかありませんでした。
I君はプロも目指したようですが、これでバスケ人生には終止符をうつようです。
これからは実家を継ぐための修行としての就職をするといいます。
I君にはこれからも充実した人生を送って欲しいです。
心から「ありがとう!」と言いたいです。
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by fitnessbiz-01
| 2019-11-14 17:01