No.4453 11月18日（月）：「投資思考を実践しない限り、未来は生まれない」

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さて、月曜日はメルマガで取り上げた内容の「関連したこと」についてコメントします。

今回は「おすすめ本」より。

そこでは「投資の考え方」について記しました。

その本の著者は「投資には５つの種類がある」といわれており、それは「教育投資」「設備投資」「株式投資」「社会投資」「自己投資」です。

著者は「投資」を「未来を生む行動」とし「投資がなければ未来が生まれない」と言い切っています。

「まったくその通り」だと思います。

このうち「設備投資」以外は私たち全員の人生に直結しています。

が、多くの人は「４つの投資」を丸っきりしていません。

１つずつを簡易説明すると「教育投資」は後進世代や子どもへの投資です。

「自分の教育」への投資ではありません。
※これは「自己投資」。

で、「教育投資」ですが、後進世代への投資はほぼ全員がやっていないし、自分から誘って部下スタッフと飲みに行っているのに「割り勘」などにしている情けない年長者が大半です。

「歯を食いしばってでも奢れ」と思います。

子どもへの投資にしても「かかるから払っている」という感じでしょう。

しかも、その代償として「自分のお小遣い」が減っています。

事情は理解できますが、涙なくしては語れません。

これでは「親も子も成長しない」と私は思います。

「株式投資」は日本人がもっとも苦手としている分野だと思います。
※私もやっていないので、今後は実行していこうと思っている。

日本人のほぼ全員は「貯金思考」です。

貯金をしたって、ほとんど利息がつかないのにせっせと貯金をしています。

対する「株式投資」はその何十倍もの利回りが可能なのにです。

「社会投資」では「日本人はケチっぷり」が示されていました。

知らなかったのですが、日本人の寄付の金額は年間で一人当たり約２５００円ということです。

一方、アメリカ人は年間平均１３万円です。

ここには日本人の公共心のなさ、他人に対する関心のなさ、自分さえよければいいという考え方が典型的に現れていると思います。

最後の「自己投資」については言うまでもありません。

私は最低でも希望収入の５～１０％を毎月、自己投資すべきだと言い続けています。

仮に年収が１０００万円欲しいのであれば、月収は約８３万円です。

８３万円の５～１０％は「４万円強～８万円強」になりますが、実行している人は僅かでしょう。

僅かだから、年収１０００万円の人も僅かなのです。

それ以前に「日経新聞代が高い」なんて言っている人が大半なわけですから、もはや終わっています。

くれぐれもこういう人とは一緒にいないことをおすすめします。

繰り返しですが「投資＝未来を生む行動」です。

「投資思考を実践しない限り、未来は生まれない」ということを肝に命じるべきだと思います。
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