2020年 06月 17日
No.4665 6月17日(水):ボスからの最後の指示・・ |
こんにちは。遠藤です。
自分の気持ちを整理するためにも、今思っていることを書き残しておきます。
私は昨日の16時前にそのことを知りました。
古屋さんが「遠藤さん、残念なお知らせです」とメッセンジャーで伝えてくださいました。
リンク先には英語でルネサンスと記されていました。
私は直感的に高崎さんが自ら社長を辞任されたのではないかと思いました。
社長就任と同時にやってきた新型コロナ戦禍。
高崎さんは誰よりも責任感が強いから、全てを自分で背負い込んだのではないかと。
リンクページが開くまでの数秒の間にそんなことを考えていました。
※冷静に考えたら、途中で投げ出すわけがありませんが。
が、まさかの・・。
「平時のマネジメントと有事のマネジメント」
私は高崎さんから「有事のリーダーたれ!」と教わりました。
高崎さんも「平時に自分は必要ない」と言われていました。
そこに社長就任と同時の新型コロナ戦禍。
まさかこんなことになるとは思っていないので「高崎さんは自らそういう運命を選んでいるのかな」なんて思っていました。
ここで私が高崎さんとの思い出話を語っても、高崎さんはもういません。
二度と「遠ちゃん」と言ってもらえることもありません。
私は独立後にフィットネスビジネス誌で初めて連載のチャンスをもらった時に「高崎さんのおかげです」と書かせていただきました。
今でも残っていますが、FBL 大学のホームページにも「今の私があるのは高崎さんのおかげです」と書かせていただきました。
「感謝の気持ちのほんの一部だけど書いておいてよかった」
今となってはそう思います。
最大の心残りは・・。
私は今年の年末のFBL大学大納会で高崎さんに基調講演をお願いしようと年初の段階から決めていました。
が、社長に就任されたので「気軽にお声掛けできないな」なんて考えているところに新型コロナ・・。
ご依頼できないままズルズルと今日になってしまいました。
せめてその気持ちだけでもお伝えできていれば・・。
無念です。
最後にお会いしたのはこのブログにも書いた昨年の12月25日です。
ルネサンス社を退職して約16年。
私がなんとかここまでやってこれていることをすごく喜んでくださいました。
※このブログです。
実はその日に「来年の大納会にお声掛けしよう」と思ったんです。
これは本当ですが、これまでもそうしたい、そうすべきだと思ってきました。
でも、踏み切れなかったんです。
それがやっと踏み切ることができたんです。
全然遅いですね・・。
葬儀等は近親者のみで行われるとのことです。
なんか最後の最後まで高崎さんらしい・・と思いました。
でも高崎さん、俺たち「高崎門下生」には最後のご挨拶をさせてほしかったですよ・・。
ルネサンス社の仲間にも問い合わせたけど、役員、部長級の方々でも参列を認められていないとのこと。
途中でいなくなった私にその資格などあるわけがありません。
だとしても・・。
これが最後のボスからの指示ですか。
「仕事をしてろ!」ってことですか。
相変わらず厳し過ぎませんか。
今回ばかりは「イエッサー」とは言えませんよ。
だから、朝、両国本社へ行ってせめてもの気持ちを同じく門下生の荻田さんに托させていただきました。
私を叱りつけたければ、戻ってきて存分にやってください。
次はどうやったら高崎さんに会えるんだろう。
寂しいなぁ・・。
私が高崎さんに育てていただいたように、私もできる限り誰かの幸せや成長に貢献していきます。
高崎さん、ありがとうございました。
常にまわりを気遣い、気を張った人生だったことと思います。
凄い生き様でしたね。
でもそれももう必要ないですね。
今でも信じられないけど。
どうかゆっくりお休みください。
永遠の弟子 遠藤一佳
by fitnessbiz-01
| 2020-06-17 15:00