No.4671 6月23日（火）：「正社員」は４０歳以上の中高年に任せておこう！

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さて、今日は「正社員が成長しない３つの確かな理由」を記します。

１つは「成長しない理由」というより「不要になる理由」ですが、新型コロナの影響で今後は時間軸の中でリモートワークが当たり前になっていくからです。

内閣府の調査では働く人の９割が「リモートワークを継続したい」と答えています。

企業側が認めなければ、働く側が「辞～めた」となります。

極めてまっとうな力関係です。

とはいえ、こうなると今までは「１０時から１８時まで会社にいること」で存在価値を発揮してきた人たちは「無能」と判断されます。

要はリモートワークになることで「自己管理ができて結果を出せる人」以外には価値がなくなるということです。

所謂、正社員がもっとも苦手とする分野です。

で、ここから新型コロナ云々に関係なく重要なのですが、２つは「時間で管理されている正社員は能力が増せばますほど給料が下がる」ということです。

ＦＢＬ大学等では伝えていますが、このことに大半の人が気づいていません。

例えば、自己投資による能力開発をして、今まで１時間かかっていた仕事を３０分で終わらせることができるようになったとします。

こうなれば給料は倍になるべきです。

または余裕ができた３０分は遊んでいてもいいはずです。

しかし、時間労働者である正社員はそうなりません。

あいた３０分で違うことをやらされます。

で、時給（給料）はどうなるか？

答えは簡単。

「今までと同じ」です。

これは「能力開発をして給料が半分になった（２倍働いて給料は同じ）」というのと同義です。

３つは「レバレッジ発想（給料を増やすという発想）ができないこと」です。

例えば、１時間１０万円のコンサルティングがあるとします。

これを受ける業界人はおそらく１０００人にひとりもいないでしょう。

が、私は受けます。

この１０万円が１年後（近い将来）に１００万円になればいいからです。

そこで得られた着想を商品やサービスに反映し、売上につなげればいいだけのことだからです。

１年後に１０倍にはなるような金融商品はありません。

これがレバレッジ発想です。

が、正社員にこれはできません。

何故なら、どれだけ着想を得ても１年後の給料は「ほとんど同じ」だからです。

こう考えると正社員の大半が自己投資をしない理由がわかります。

自己投資をしても給料に反映されないのですから。

１０万円の投資をしても「貯金から１０万円がなくなっただけ」です。

これからの時代「自分の給料を自分で増やすことができない」という状態は致命的です。

それでも若い方々はいつまで経っても正社員でいるのでしょうか。

「正社員」はそれしか選択肢がない４０歳以上の中高年に任せておけばいいと思います。
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