No.4678 6月30日（火）：本当に必要な「キャリアアップ」とは？

こんにちは。遠藤です。火曜日のスモールジム協会の理事ブログは高橋さんです。是非、ご覧ください。

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さて、昨日は「視野が狭い人は人生が楽しめない」と書きました。

これは「視野が狭い会」の代表である専門家に限らない、多くの社会人、会社員がそうなっています。

何故そうなるか？

私の中で答えは簡単で、それは「好きな仕事を選んでいるから」です。

もう一度言います。

「好きな仕事を選んでいるから人生が楽しめない」のです。

どういうことか？

皆さまは仕事に関して「好きな〇〇を望む」と問われたら「〇〇」に何を入れますか？

私であれば、これまで一貫して言ってきたとおり、

「好きな人」と
「好きな場所」で
「好きな時間帯」に
「好きなだけ」
「好きな仕事」

を望みます。

このように仕事に関して「好きな〇〇」はたくさんあります。

なのに推定９０％くらいの人は「好きな仕事」だけで自分の仕事を決めています。

だから「好きな仕事なのに顔も見たくないような上司・同僚等と仕事をしなければならない」ということが起こるのです。

その結果、好きだった仕事が嫌いになっていくのですから、何をか言わんやという感じです。

例えばですが、「好きな仕事を嫌いな人間とやる」のと「あまり好きではない仕事を大好きな人とやる」のでは、どちらが楽しいでしょうか。

私なら後者を選びます。

自分がプロ野球選手とかアーティスト等といった極小分野のトップ枠を目指すというのなら多少の人間関係は我慢しますが、ビジネスの世界においては個々の能力に差はありません。

であれば、嫌いじゃなければ何だっていいのであって、好きな仕事にこだわる必要など特にありません。

そんなたいして差がない小さな狭い世界で、会社や上司に服従したり我慢しながら仕事を続ける理由がありますかね。

そもそも好きな理由も「スポーツをやっていたから」とかその程度のものです。

もちろん、早々に放り出すようなことはすべきでありませんが、２～３年やってみて合わないなとか好きになれないと感じたらそんな会社辞めるべきだし、生理的に合わないとか体調に悪影響が出るということであれば、さっさと辞めた方がいいと思います。

「好きな人」と
「好きな場所」で
「好きな時間帯」に
「好きなだけ」
「好きな仕事」をする。

これに近づいていくことを「キャリアアップ」というのです。

「キャリアアップ」は昇進のことではありません。

そこを間違えると、すべてが狂っていってしまうと思います。
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