No.4701 7月23日（木）：これからは各自が「自分のルール」で生きる時代

こんにちは。遠藤です。木曜はプロフェッショナルトレーナー原田一志さんの「間違いだらけのフィットネストレーニング」のアップ日です。

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さて、数日遅れですが「今週の有料メルマガ」からヒトネタを。

ヤフーが「副業パートナー」の募集を開始しました。

これは他社で正社員やフリーランスで働く人材に副業としてヤフーで働いてもらう制度です。

勤務はテレワーク形式で、報酬は月５万～１５万円。

まずは約１００人募集します。

ヤフーは７月１３日の本ブログでも取り上げたサイボウズと並んで「本物の働き方改革」の先頭を走っている企業です。

既に２０１３年にオフィス以外の好きな場所で働ける「どこでもオフィス」というリモートワークの制度を設けていす。

新型コロナを受けてバタバタとリモートワークしている企業とは天地の差があります。

私は「副業」ではなく「復業（サブではなくパラレル）」というイメージなのでそう表現しますが、今後は復業が標準になっていきます。

ヤフーは「他社で正社員で働く人」をターゲットに含んでいるのであって、それ対して「ダメだ」なんて言っている会社からはどんどん人が流失していくと思います。

残るのは企業奴隷社員だけです。

リモートワークが進むということはビジネスがオンライン化していくということです。

オンライン化が進めば、自動的に会社へ行く必要がなくなります。

またオンライン化の本質は「垣根がなくなる」というところにあります。

会社へ行く必要がなくなって垣根がなくなれば、必然的に社員で固定される意味が薄れていきます。

私は少し前のＦＢＬ大学の講座で「ビジネスのオンライン化が進めば必然的にギグワーカー的な働き方をする人が増える」という見解を示したばかりでした。
※記事をそのまま引用していますが、ギグワーカーという働き方についてはあまり賛同できません。テレワーク、リモートワークという解釈でＯＫです。
日米比較で人数が違うのは当然ですが、アメリカで起こっていることが数年後に日本で起こることを考えれば、赤枠内の数字（率）は今後どんどん上昇していくはずです。

逆から言えば、１７％以外の８３％の人たちはオンライン化をせずに、フリーとして一体何をしているのだろうと思います。

これまでの「働き方改革」は「同一労働同一賃金」とか「残業何時間以内」とか的外れなものばかりでした。

それを新型コロナが正常化させたと思います。

今になって「同一労働同一賃金」とか「残業何時間以内」とか言っていたら失笑されるだけでしょう。

新しい働き方における全体的なキーワードは「何かに縛られない」ということです。

「場所に縛られない」

「時間に縛られない」

「会社に縛られない」

「人間関係に縛られない」

新型コロナによって「社会が勝手に決めたルール」で生きる時代は完全に終わりを告げました。

これからは各自が「自分のルール」で生きる時代です。

ヤフーの新制度はそのことをわかりやすく世の中に示していると思います。

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