６月１８日（水）：叱ることができなくて・・・。

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こんにちは。左大腿後部の肉離れが治るまで１ヶ月間かかった遠藤です。「激」筋肉痛時にストレッチで無理をしたのが原因ですが、つくづくカラダのしくみを知らないと思いました。

私は有資格者ですが、最近は資格などあてにならないと確信？しています。特に、実技もなく筆記だけで取れるようなのは、目先の肩書以外の何物にもならないように思えます。

さて、今日は「褒めると叱る」を考えます。

世間で「褒めて伸ばす部下育成！」とかいうと受けがよさそうですね。

でも、ある方がこう言っていました。

「褒めて育てる方が、叱って育てるより数段難しい。本来、人を叱れない人が、褒めて育てるなど出来るはずがない。」と。

なるほど、その通りだなと思いました。

叱れないリーダーが仕切っているクラブは、例外なく、規律が甘く、スタッフ同士の仲がよく、遊びの延長のような風土になっています。

もっとも、子供は「躾」を徹底しながら、褒めて伸ばすべきだと思います。

だから、コーチが怒鳴り声を上げて指導（あんなのは指導じゃないけど）している少年スポーツは、仮にチームが強くても絶対に否定されるべきだと思っています。

しかし、我々は大人です。どう考えても子供とは違います。

時代は違うのかもしれませんが、私は「鬼軍曹」に育てられました。

その厳しい指導からは多くの者が逃げ出したようにも思えます。

しかし一方で、その指導は「私」という「一人のベンチャー経営者」を育てました。

会社の枠内でしか生きていけないマネージャーやトレーナーを５０名育成（？）する人と、１名の経営者を育成する人とどちらの指導価値が高いでしょうか？

私が「経営者」として成功したわけではありませんが、厳しさの中から「自立」や「自助」を獲得したことは紛れもない事実です。

昨日、荻野主将が１６年間耐えた話を書きましたが、私も業界に触れてから約２０年間経過しています。

褒められることなど期待せず、日の目を見るまでは厳しい環境で己を鍛え続ける強さを持つことですね！

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