No.398 10月12日（日）：フィットネスお悩み相談Ｖｏｌ.61

★このブログは毎日更新予定です（意気込みレベル）。
※毎週日曜日は「フィットネスお悩み相談」をお届けしています。

【今回のお悩み内容】　
「２８才のチーフトレーナー（男性）です。経歴上も、引っ越しを伴う転勤を命じられることが予測されます。現在のクラブに愛着があり、住み慣れた土地から離れることにも不安があります。転勤のない社員を選択するか迷っています。」

【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
あなたが将来、何を目指すかによります。

年収３００～４００万円で、住み慣れた街で家族に囲まれて、生活を切りつめて暮らしたいのであれば、転勤のない社員を選択すべきです。

一方で、新しい機会を得て、自分の可能性を発揮し、周囲からも尊敬されるような人財を目指すのであれば、迷っている暇などありません。ただちに転勤です！

ただし、転勤＝成長ではありません。日本中を転勤し続けているのにまったく成長していない人もいますから、注意しましょう！

あなたは２８才ということですが、（失礼ながら）その年齢で「現在のクラブに愛着があり、住み慣れた土地から離れることにも不安」なんてなことを発言してしまう時点で、既に「人在（存在しているだけ）」に成り下がっている危険がいっぱいです。

２０代は経験という「量」を徹底的に増やす年代ですので、ギリギリセーフです。そして、３０代で「量」から「質」への転換を図り、４０代で勝負するのです。

だから、今回、転勤ならば「自己変革の機会」を得られて感謝！歓迎！すべきでしょう。

なお、以下の２つに該当している場合は会社と話し合っていいと思います。
・家族の介護など特殊な事情がある。
・（稀なケースですが）転勤でローンと家賃の二重払いが生じる。
※前者は本質的内容ですが、後者は制度的なものなので、話し合う観点は異なります。

私は最終的には自分の勤務先は自分で決められるようになることが、幸せにつながるのではないかと思います。４０才をも過ぎて、子供と離れ離れで単身赴任というのは、あまりにも「人生」として寂しいのではないかと思うからです。

というわけで、成長を目指しているであろうあなたは迷っている「暇」などないのです！

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
★ご質問、ご感想は以下のアドレスへ！お気軽にどうぞ！
info@fitness-biz.net
★2007年7月～2008年5月執筆「フィットネズビズのお悩み相談（全45回）」はこちら！　http://fitbiz02.exblog.jp/
★フィットネスビズのメルマガ「マネジメント大学」の無料登録はこちらからどうぞ！ホームページアドレス　http://www.fitness-biz.net